※掲載内容は2022年12月時点のものになります
PEOPLE
INTERVIEW
保険サービスの変革で、世の中に新しい安心を創造する
コンシューマサービス事業
ビジネスデザイン(コンシューマ)
ウォレットサービス部 FinTech 保険推進担当
TSUCHIDA YUTO
土田 優斗
2019年入社
01 現在の仕事内容
まだ見ぬ課題と価値を見つけ出し、新たなサービス開発につなげていく。
ドコモでは、決済・保険・投資・融資などの金融サービスにおいて、FinTech(※)事業の拡大に取り組んでいて、そのなかで私は保険事業を担当しています。
仕事内容は大きく分けて2つあります。1つは既存サービスの改善です。具体的には、オンラインで申し込みできる「AIほけん」「ドコモサイクル保険」というサービスに関して、お客さまの問い合わせ内容から課題を抽出したり、サービスサイトのアクセス解析によりお客さまが申し込みに至らない離脱ポイントを洗い出したりして、サービスの機能改善につなげています。
たとえば、自転車の保険である「ドコモサイクル保険」では、補償内容の記載が分かりにくいというニーズを汲み取り、イラストを用いたり、言い回しを工夫したりすることで、直感で分かりやすい補償内容の記載に改善しました。また、AIがお客さまに合わせて保険をレコメンドする「AIほけん」では、それまでのラインナップになかった保険のニーズも見えたため、共同開発している保険会社に相談して新しい保険商品を提供しました。
そして、もう1つの仕事内容は新たなサービスの開発です。2022年7月から保険代理店の株式会社ドコモ・インシュアランスがドコモグループとなったことを機に、ドコモの保有するデータと保険のデータをかけあわせた新たなサービスの開発を進めています。直近ではドコモ・インシュアランスの強みである保険の比較機能と、ドコモの保険サービスやdアカウントを統合した、保険のポータルサイト「ドコモスマート保険ナビ」を立ち上げています。
※ FinTech…金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きのことを指します。
02 現在の仕事のやりがい
ドコモだから取り組める、業界のモデルチェンジという壮大な挑戦がある。
そして、これからどんな保険サービスをお客さまへ提供できるかを考えたとき、ドコモだからこそ挑戦できることがまだまだたくさんあります。鍵となるのは、ドコモが持っている膨大な顧客データとDX(※)技術。顧客データの活用によって、お客さまの家族構成だけでなく、引っ越しやお子さまのご入学といったライフステージの変化がわかるようになり、適切なタイミングで適切な保険商品をご提案できるようになると考えています。さらに、そんなデータとDX技術をかけ合わせることで、お客さまがデジタル上で自分に合った保険を理解し、適切な保険料で一人一人が心から納得できる保険を選べるようになると考えています。
今はまだアナログな方法で提供されることが多い保険ですが、ドコモのアセットを最大限に活かすことで業界のモデルチェンジに挑むことができ、お客さまの安心の「あたりまえ」を底上げするという壮大なテーマに取り組めることが、ドコモで保険事業を担うことの醍醐味です。
※ DX(デジタルトランスフォーメーション)…データとデジタル技術を活用して、業務や組織、ビジネスを変革すること。
03 これまでの挑戦
「0から1」で挑んだ入社1年目の経験が、前例のないサービスの実現を生み出した。
そんな経験が活かされたのが入社3年目の時に担当したオンラインでの無料の保険提供でした。金融という規制が強い業界で、オンラインでの無料の保険提供はほとんど前例がありませんでした。実現するためのルールの確認から、市場調査と分析、無料から有料へつなげるアップセル施策の検討まで、「AIほけん」で培ったスキルをフル動員したことで、前例の少ない施策を実現することができました。
04 今後チャレンジしたいこと
すべての金融サービスを組み合わせ、お金のすべてをお任せいただける仕組みを作りたい。
決済・投資・融資・銀行など、ドコモは保険以外にも金融領域のあらゆるサービスを展開しています。保険と他の金融事業を連携させることで、お金にかかわるお客さまの生活のすべてに寄り添える仕組みを作りたいと考えています。そのときに大切にしたいのが、マーケットイン(※1)の発想です。たとえば「AIほけん」は、AIという技術を保険に組み合わせていくという、まだまだプロダクトアウト(※2)の発想が強いサービスです。お客さまの声をしっかりと聞くことで、若者も高齢者も、都市部でも地方でも、誰もが平等に利用できる新しい金融のFinTechサービスを世の中に届けたいと思っています。イメージしているのは、お客さまのライフステージに合わせて変化するマネープランに寄り添い、一人一人に合ったお金の使い方をカスタマイズできるサービスです。究極的には、「ドコモに任せておけば、お金のことはすべて安心」と思っていただくことをめざしています。
※1 マーケットイン…消費者の要望・ニーズを理解して商品を開発し、消費者が求めているものを求めているだけ市場に出すこと。顧客ありきの販売戦略。
※2 プロダクトアウト…商品開発や生産、販売活動を行う上で、買い手(顧客)のニーズよりも企業側の理論を優先させること。
05 ドコモを志望した理由
あらゆる領域で、仲間と共に、「0から1」のものづくりに挑める会社。
また、インターンシップでの経験から、社員の仕事に対する熱意とやる気を実感できたことも、入社を決意する大きな後押しとなりました。インターンシップ最後の日に、検討した事業企画を発表したのですが、直前に担当の社員が当時流行していた芸人さんのものまねを3分間くらい披露して激励してくれたことは、今でも忘れられません。
06 学生へのメッセージ
時代と共に変化し続けるドコモで、ぜひいっしょに新しい挑戦を。
ドコモという会社にどんなイメージをお持ちですか?大企業ならではの古い体質で新しいものを否定する旧態依然としたイメージがあるとしたら、実態は180度異なります。新しい技術を積極的に取り入れ、時代の流れに合わせて柔軟に変化し続けている会社、それが社員である私が抱くドコモのイメージです。上からやり方を押し付けるトップダウンではなく、現場の意見を積極的に採用するボトムアップの風土があって、企画立案でも若手の新しい発想が求められ、責任の大きな仕事に挑戦できる機会が多くあります。
また、ドコモにはドコモショップというリアルチャネルからオンラインのチャネルまで幅広い媒体があるため、社員が作り上げたサービスを他の企業にはないスピードで世の中に届けることができます。目標達成に向けてスキルを磨く機会も豊富に準備されているので、新しい「あたりまえ」を作ってみたいという志を持っているのであれば、ぜひ扉を叩いてみてください。
OFF SHOT
オフの時間の過ごし方
同期のなかでも、金融の同じ部署にいたり、インターンシップでいっしょに過ごしたりしたメンバーとは特に仲が良く、土日にバーベキューや温泉に行くなどよく遊んでいます。就業後の時間も友達と飲みに行くこともあれば、最近始めたゴルフの打ちっぱなしに行くこともあるなどアクティブに過ごしていますね。どうしても行きたいボクシングの試合がある時には平日に休みを取らせてもらうなど、プライベートでもやりたいことを満喫しています。
1DAY
SCHEDULE
- 5:00
- 6:00
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7:00
起床
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8:00
朝食を食べながらYouTube鑑賞
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9:00
出勤、メールのチェック
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10:00
保険会社とのMTGに向けた資料作成
- 11:00
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12:00
チームメンバーと昼食
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13:00
保険会社と新規サービスのシステム仕様についてMTG
- 14:00
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15:00
システム開発のスケジュール調整案の検討
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16:00
担当内MTG
- 17:00
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18:00
翌日のドコモ・インシュアランスとのMTG内容確認
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19:00
退勤
- 20:00
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21:00
ランニング
- 22:00
- 23:00
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24:00
就寝
- 1:00
- 2:00
- 3:00