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お客様に価値を提供し続けることを楽しもう。

田中 伸明

スマートライフビジネス本部
コンテンツビジネス部長

田中 伸明

1993年にNTTに入社。ISPサービス、コンテンツビジネス、ポータルサイト編成等、主にネットサービスの事業立ち上げに従事。2010年にNTTドコモに転籍し、dメニュー、dアニメストア、いちおしパック等さまざまな新規事業の立ち上げをけん引。現在は、C向けのサービスを中心とし、べニュービジネスやスポーツチームとの協業事業等、新たな事業への取り組みも行っている。

世の中の変化と共にどう成長するかを考え続けられるか

私は新規事業の立ち上げをメインでキャリアを歩んできています。若い頃は上司からGOサインがなかなか出ないことにもチャレンジしてきましたし、厳しいご指導もいただきました。そのおかげでちょっとのことではへこたれないくらい鍛えられながら新規案件に携わってきています(笑)。現在は主にコンシューマ向けに対価をいただけるサービス・価値を作ることをやっています。大事なのは、お客様がわざわざ“お金を払ってもいい”と思うサービスを我々がどう作るか、なんですよね。日々の生活で、なくても生活できるものにお金を払ってもらうだけの“意味”や“価値”を作りだす必要があります。お客様に選んでもらうだけのエネルギーを我々が全力でかけないと当然使ってもらえませんから。

「dアニメストア」は立ち上げから携わっているのですが、お客様の声を確認しようとちょっとSNSを覗いてみることもあるんです。過去には「神」と言われたり、全く真逆の「最悪」と言われたりしたことがあります。非常にふり幅があるコメントで一喜一憂してしまいそうですが、そういったコメントをみれば何を改善すればいいのかがすごくよくわかりますね。要は、常にいろんなものにアンテナを張っていろんな情報をとりにいき、どういう風にお客様に還元できるかを考え続けていくことが大事だということです。我々は、お客様にどう価値を提供していくか、世の中の変化に合わせてサービスを成長させていけるか、を考え続けることを大事にしています。それって非常に面白いことですし、サービスを作る醍醐味はここにあると思っています。デジタルの世界は競合も多いですが、『ドコモがその世界でどのような価値を提供して』勝負するか、は非常にチャレンジングなことです。また、ドコモにいるからこそ色々なパートナー様と挑戦ができる。様々な変化に誰とどう組むかも自由に考えられる環境は、やりがいもありますね。

世界を変えたいと本気で思い続けられる情熱が大事

世界を変えたいと本気で思い続けられる情熱が大事

新しいサービスをはじめるときは2つのフェーズがあると思っています。一つは、サービスをはじめるまで。もう一つは、はじめた後。“はじめるまで”は、0→1で生み出すのでサービスリリースまでがゴールになります。それは大多数の人たちが達成感を感じていると思います。私は“はじめた後”のほうが重要だと感じています。サービスがリリースした後にお客様に継続して選んでいただけることは容易ではないです。仮説が違っていたらそれを修正しユーザーの利用のために日々のチューニングが必要です。そのため、我々がサービスの価値を高めながらお客様に新しい提案、プラスの提案をしていく必要があります。

価値を生み出すには社内調整、パートナー様との調整は当たり前に発生しますし、それは大企業の性だと思っています。だからこそその業務やサービスに対しての熱量が重要なんです。多少の困難にもへこたれない(笑)。無茶な夢だとしても、自分は世の中を変えたいんだ、とか何千万人、何百万人のお客様に新しい価値を提供したいんだ、とか強い信念を持ってやり抜く力がある人であれば絶対世界を変えていけると思います。どんな分野でもいい。何か一つでもオタク性というか、深い知識がある人たちがチームを組むことで世の中に大きな影響を与えられたり、新しいマーケットで勝負したりすることが可能となると思います。また、社内のメンバー、パートナー様と同じ気持ちで同じゴールを目指すことが、お客様に長い価値を生み出し続ける上では重要だと思います。

ドコモは無限の可能性を秘めている

ドコモの魅力は3つあると思っています。1つ目は「制限がないところ」。制限がないところ、というと誤解をさせてしまいますが裏を返すと“なんでもできる”ということなんです。今の社会はCOVID-19とともに大きな変化をしています。消費者行動もその一つです。なんでもできるのはルールも仕組みもないからこそ、そのような新しいチャレンジもできます。ドコモは通信がベースにあって、いつでもいろんな場所や人とつながっています。その場所を豊かにするためにどんな具材を詰めるかという話で、例えばヘルスケアとかエンタメとか、そういったいろんな具材を詰め合わせることで新しいチャレンジができるんです。何もないからこそ、自分達で0から作り出せる。自分の熱意次第でなんでもできる会社、それがドコモですね。
2つ目は「社員」です。社員はドコモの魅力でもあり“価値”だとも思います。「ドコモ」と聞くと大半の方が「ドコモショップ」を連想されるのではないでしょうか。それは現場で働く社員(代理店様含む)が地域のお客様と常につながっていてお客様に寄り添ったサービス提案してくれているから成り立っています。常にお客様の近くにいるからドコモという会社の認知度があり、様々な業種のパートナー様ともお仕事ができているんだと実感します。社員がドコモという会社を築きあげてくれていますね。
3つ目はNTTグループだからこそ「大きなことができる」ということです。NTTグループはいろんな業種があっていろんなアセットがあります。ドコモだけでは解決できないこともNTTグループという大きい組織であれば解決できる幅、チャレンジできる幅もさらに広がるので、世の中への影響力も大きいです。これまで以上に大きいことができるなら使わない手はないです。新しいNTTグループにもなりましたしうまく活用して、良いものが生み出せるようにしたいですね。

NTTグループの再編もありコンシューマ向けがドコモの役割の一つになりました。コンシューマ向けにどういう価値を提供するかは、現在提供しているような月額モデルに縛られるつもりもスマートフォンに限定することもないと考えています。世の中は日々変化するので、情報を収集してその先を想像する。そしてその変化やお客様に合ったものを提供し続けていきたい。だから、今のコンテンツビジネス部にこだわらずドコモ、NTTグループの価値をお客様に役立つサービスとして提供し続けることが私のやるべき事だと思っています。

※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。

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