INTERVIEW社員インタビュー

携帯電話と同じように、
お客様の人生に長く寄り添う「お金」の問題を解決する

小杉 亮

ウォレットサービス部
FinTech 投資サービス担当

小杉 亮

ネット証券会社にてレンディング業務やカスタマーサービス、商品開発などを約10年間経験した後、2020年11月にドコモに転職。FinTech推進室の投資サービス担当として、「ポイント投資」「THEO+ docomo」「日興フロッギー+ docomo」「日興iDeCo for docomo」「ビッグデータファンド」等のサービスにおける顧客基盤拡大を目指し、プロモーションやサービス改善に従事している。

初心者向けの「投資サービス」をもっと広げていきたい

大学生の頃、リーマン・ショックが起きてテレビや新聞を大きく騒がせていました。この時、自分は金融の知識が何もなく、世間から取り残されているように感じたことが、経済・金融に興味を持ったきっかけです。私のような初心者にも、金融や投資に関する適切な情報を届けたい。そんな思いでネット証券会社に就職し、変化が激しい金融業界の中で必死に学び続けているうちに、気が付けば10年ほど経っていました。

担当業務にひと区切りついたタイミングで、これまで培った経験や知識を活かして新しい分野に挑戦したいと思うようになり、転職活動を開始。そこで、ドコモがFinTech領域で金融機関と協業しながら新しい投資サービスを伸ばそうとしていることを知りました。ターゲットは投資初心者。まさに、私が学生時代から考えていた初心者層に投資を広げていくサービスです。業務内容や求める人材像が自分にマッチしていること、さらに「貯蓄から資産形成へ」という社会課題に微力ながら貢献できると感じたことが、転職の決め手になりました。

現在ドコモは、通信事業以外に収益をもたらす第二の柱として、スマートライフ領域に力を入れています。中でも金融は、携帯電話と同じぐらい人生に長く関わっていくサービスです。すべての人に一生付きまとう「お金」の問題に、ドコモとしてどんなアプローチができるのか。お客様の抱える不安の解消や、課題の解決に繋がる金融サービスを提供することが、私たちFinTech部門の役割なのだと思っています。

事業者目線でなく、利用者目線で判断する

入社以来、dポイントで投資の疑似体験ができる「ポイント投資」や、ロボアドバイザーによるおまかせ資産運用サービスの「THEO+ docomo」、dポイントで100ptから株が買える「日興フロッギー+ docomo」、長期的な資産形成をサポートする「日興iDeCo for docomo」、ドコモの持つビッグデータを活用した「ビッグデータファンド」など、幅広いサービスのプロモーションやサービス改善をおこなっています。一つのサービスに特化していない分大変ではありますが、幅広いサービスを把握することで新しいキャンペーン企画やサービス連携の可能性が見えやすくなる等、メリットも多いですね。

数ある投資サービスの中でも特に注力しているのは、初心者の方にも気軽に投資体験をしてもらえる「ポイント投資」です。最近では、「d払い」アプリとの連携などによって、確実にユーザー数を増やしています。こうした初心者向けのサービスをさらに充実させていくことで、それをきっかけに「本格的に投資に取り組みたい」と思ってくれる方が増えると嬉しいですね。もちろん「THEO+ docomo」や「日興フロッギー+ docomo」などの現金投資サービスの強化にも積極的に取り組んでいくつもりです。安心・安全や信頼といったブランドを持つドコモだからこその、長期的なメリットのある金融サービスを提供していけるよう取り組んでいきたいと思っています。

新機能のリリースやキャンペーンを実施すると、SNS等ですぐにお客様の反応がわかるところがこの仕事の面白さですね。逆に難しいと感じるのは、パートナー企業との協業サービスが多いため、社内だけでなく社外との調整も多く発生すること。社内外で様々な調整事項が発生すると、どうしても早く折り合いをつけるために事業者目線で物事を判断してしまいそうになります。でも、本当に考えなければならないのは、そのサービスを利用してくれるお客様にとってのメリットです。サービスの改善を進めるにあたっては、常に利用者目線に立ち返って判断することを何よりも重視しています。

多種多様な中途社員とプロパー社員との、良い化学反応

多種多様な中途社員とプロパー社員との、良い化学反応

入社して一番苦労したのは、リモートワークに慣れることでした。前職はコロナ禍でも出社が基本だったため、余計にそう感じたのかもしれません。リモートワークだと相手の様子がわかりづらいですし、聞きたいことを気軽に質問できない環境に戸惑うこともありました。打開するアドバイスとしては、電話、メール、Slack等、利用できるツールはすべて使って躊躇せずにガンガン聞くことです(笑)。みんな、忙しい中でも優しく応えてくれる人ばかりなんですよ。私のチームだけでなく他部署でも同じように感じるので、人柄の良さもドコモの特徴なんだと思います。そのおかげもあって、現在はリモートワークにも慣れました。むしろ通勤がない分、前後の時間も有意義に使えていいですね。それでも、出社したほうがいいなと感じる場面もたまにあるので、自分なりに出社とリモートワークをバランスよく組み合わせて、効率よく業務が進められるよう心がけています。

FinTech推進室は約4人に1人が中途社員で、様々なバックグラウンドを持つ方が集まっています。中途社員とプロパー社員でチームを組んだり、またそこに別の中途社員が加わったりすることで、それぞれの知見を活かした議論ができ、良い化学反応が起きる。それぞれが個性を発揮し、チームの枠に縛られることなく互いに助け合いながら業務に取り組んでいます。これからまた、多種多様な方々と一緒に働けることが楽しみです。私自身、転職を考えはじめた当初はとても悩みました。ただ、転職活動をすること自体はノーリスク。悩んで何もしないよりは、まず踏み出してから考えるという順序でもいいんじゃないかと思います。とりあえず申し込んでみる、面談してみて違うと思ったらやめる。それぐらいの気軽な気持ちで、考えてみてください。

※記事内容はインタビュー時のものです

キャリアパス

2011

大学卒業後、新卒でネット証券に入社。財務部でレンディング(貸株)業務に従事

2013

カスタマーサービス部に異動。オペレータの育成・指導に従事

2017

商品開発部に異動。FXのフロント業務全般に従事

2020

NTTドコモに転職。FinTech推進室で投資サービスの顧客基盤の拡大に取り組む

一日のスケジュール

09:30

09:30

在宅で勤務開始(メール、Slackのチェック)

11:00

11:00

協業先企業とWEB会議

12:00

12:00

昼休憩

13:00

13:00

チームでWEB会議

15:00

15:00

協業先企業とWEB会議

18:00

18:00

業務終了

募集ポジション

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