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ドコモの人材戦略を支える2人が語る、一人一人の挑戦を後押しする環境作り

ドコモの人材戦略を支える2人が語る、一人一人の挑戦を後押しする環境作り
國分 絵里

コンシューマサービスカンパニー
カンパニーコーポレート部

國分 絵里

総合インターネットサービス事業会社を経て、2012年3月ドコモに入社。様々なコンテンツのサービス事業部を経験したのち、2020年4月より人事部に異動。現在は人事戦略担当として、人材育成を中心に担う。

荒 貴志

コンシューマサービスカンパニー
カンパニーコーポレート部

荒 貴志

国内大手航空会社から、2023年1月にドコモへ転職。スマートライフ事業を担うコンシューマサービスカンパニーの人事戦略担当として、主に人員計画業務に注力する。

ドコモのコーポレート業務は、チャレンジに溢れている

國分:前職は総合インターネットサービスの会社で働いていました。最初に配属されたのが、ドコモとのジョイントベンチャーで始めたオークションサイトのサービス開発を担当する部署。当時両社間での人事交流があり、2年間ドコモに出向していた時期もあるんです。このときに、自社の売上に主眼を置いて事業を推進する前職と、お客さまにどんな価値が提供できるのかを出発点にするドコモの両方を経験して、自分にはドコモの働き方が合っていると強く実感したのが、転職のきっかけです。

荒:私が新卒で入社したのは航空会社でした。ジョブローテーションを基本とする会社だったので、予約や問い合わせの対応をおこなうコールセンターの現場業務や採用などの人事業務、運航管理システムの企画運用業務など、いろいろな経験ができたことは良かったですね。ただ、今後は自分自身の専門性を高めたいと思って転職を考え始めました。整備士の人事労務業務を通じて「一人一人がやりがいを持って挑戦できる環境作り」に興味を持って、人事領域での転職を決意。ご縁をいただいてドコモに入社したという経歴です。

國分:私はドコモに入社してしばらく、「dゲーム」・「dブック」・「dミュージック」といったコンテンツサービスの立ち上げとマーケティング運用に携わり、そこからコーポレート業務を希望して今に至ります。他の会社の人事は経験がないんですが、経験されている方からするとやはり違いを感じたりしますか?

荒:一概には言えないのですが、前職では事業特性上安全に事業を運営することが最優先事項であり、既存の制度をいかに適切に運用するかということに重きを置いて業務に取り組んでいました。一方、ドコモではスピード感を持って仕事を任せてもらえるし、結果を出すために自主的に考えて動いていける。そこは大きな違いを感じますね。

ドコモのコーポレート業務は、チャレンジに溢れている

國分:なるほど。私はプライベートで2度の出産を経験し、ライフステージが変わっていくなかで人事に興味を持ちました。はじめて子どもを保育園に預けた時、お迎えに行くまでずっと大泣きし続けていたと聞いて、ここまでして私が働く意味は何だろうと考えるようになったんです。やるからには価値もやりがいもある仕事に取組みたい。そこで、「ドコモで働くことが楽しい!」とみんなが感じられるような職場作りに挑戦することに決めました。

荒:私は学生時代に体育会の学生コーチをしていたので、その頃から「組織にとって一番大事な源泉は人だ」と実感することが多く、社会に出てからも人や組織に携わりたいと思っていました。ちょうど私がドコモに入社したのは、非通信領域に注力するためスマートライフカンパニーが新設され、さらなる事業成長に向けて大きく舵が切られた直後。さらにはNTTグループ全体で大規模な人事制度改革があった直後のタイミングでもあり、これまでの経験を活かしながら、新しいチャレンジができるベストな環境だと感じました。

國分:入社年次をベースとした相対評価から、完全実力主義に変わったタイミングですね。自身のスキルを高めて成果を出した人がしっかりと評価される会社になったことは、すごく大きな変化だったと思います。社員が納得感を持ってこの制度を理解・浸透できるような仕組みを磨き上げていくことも、私たちの頑張りどころだなと思いますね。

変わり続けるドコモが、絶対に変えない存在意義と価値基準

荒:2024年7月の組織変更でスマートライフカンパニーは営業本部と統合して「コンシューマサービスカンパニー(CSC)」に生まれ変わりました。CSCの人事戦略担当は約25名。採用・育成・人事にチームが分かれていますが、プロジェクトによっては担当横断でチームを組成して対応しています。

國分:私たち育成チームは、一人一人がプロフェッショナルとして成長し、自律的に活躍できる組織作りを目指して取り組んでいます。もちろん最終的な目標は、スマートライフ事業の持続的な成長と、顧客・社会にさらなる価値を提供すること。新入社員の育成や各職種のスキルを高める研修だけでなく、組織のエンゲージメントを向上するために幅広い施策を推進中です。

荒:人事チームは、2025年度までにグループ収益の過半をスマートライフ事業と法人事業で創出するべく、事業成長を実現させるための人事戦略を実行する、というのが大きな目標ですね。

國分:CSCに変わっても、それ以前から掲げていた「Purpose&3Values」(存在意義と共有すべき3つの価値観)は引き続き大事にしています。Purposeは「つなぐ。育む。 明日のあたりまえになるまで。」 電電公社から始まる長い歴史の中で、今では当たり前になっている様々なサービスを生み出してきたドコモだからこそ、これからも新しい価値を提供し続けていく。このpurposeを浸透させていくことが何よりも大切だと思いますね。

荒:Purposeを実現させるための3Valuesが、「より良い提供価値の追求に終わりはない。」「構想は大きく、仕掛けは速く。」「社会の成長は、自らの成長からはじまる。」 この考え方に共感してくれる仲間とともに、自己実現していける環境を作り上げていきます。

國分:その取組みの一環として、昨年新たに立ち上げたのが表彰制度です。3Valuesに沿った行動を表彰することで、まずは自分たちの周りに起きている身近な事例を知ってもらおうと考えました。さらに、上の人間が審査をするのではなく社員投票のプロセスを取り入れて、より多くの人に伝わるよう工夫をしています。おかげさまでたくさんのエントリーをいただき、エントリー者の皆さんから熱い想いを感じることができてうれしかったですね。少しずつですが着実に、「Purpose&3Values」が根付いてきている実感があります。こうした身近な事例をたくさん創出することが大切だと思っています。

荒:私は、中長期的な成長を見据えて各事業領域にどれくらいの人員を配置するかという人員計画に注力しています。新規事業やM&Aによる事業拡大に伴い、組織数・社員数ともに大きく増加している中で、社員一人一人がやりがいを持って働くためにはどれぐらいの人の数が適正なのか。事業戦略担当や財務担当とも連携しながら、しっかりと事業の成長にもつなげられるよう検討しているところです。先入観や人間関係のしがらみがないのもキャリア入社の強みですから、担当の壁を飛び越えて議論を尽くし、一歩ずつ前進しています。

一人一人がやりがいを感じ、想いを実現できる会社に

荒:ドコモには、やる気がある人にはどんどんチャレンジさせてくれる風土がありますよね。周囲もやる気がある人であふれているので、日々やりがいをもって仕事に取り組めているなと感じます。

國分:たしかに、ドコモは常に事業領域を広げてきた歴史があるので、新しいチャレンジが受け入れやすい風土は根付いていますよね。そして、とにかく優しい人が多い!「コミュニケーション文化の創造」という企業理念に共感する人や、ドコモのサービスを通して世の中の役に立ちたいという気持ちの強い方が多いからかもしれません。

荒:私はこれからもっと現場を知りたいと思っています。事業や社員に対する理解を深めることで、現場起点の課題提起ができますし、さらに踏み込んだ人事施策を実行することもできるようになるはずです。その後は現場を経験して人事に戻る道もあるでしょうし、カンパニーから本社の人事に異動するという選択もある。いろんな活躍の場を選べる環境なので、これからじっくり考えていくつもりです。

一人一人がやりがいを感じ、想いを実現できる会社に

國分:私は一人一人がやりがいを持って働ける環境づくりに喜びを感じるので、そこを軸として色々活動していきたいですね。会社以外にもボランティアで高校生向けにキャリアの授業をしていることもあり、そういう活動もライフワークにしていけたらいいなと。あとは地元の山口県に拠点をもって、地域で働いている人たちに働き方を見つめ直す機会を提供するビジネスができないかなとも考えています。

荒:これからドコモで一緒に働いてくださる方にも、ぜひ自分のやりたいことを持ってきていただきたいですね。仕事ですから、時には壁にぶつかることもあるでしょう。しかしドコモには、困難に直面しても議論を重ねて最善の解決策を見つけていく風土があるので、前向きに乗り越えていけるはずです。

國分:そうですね。同じ船に乗る以上は、世の中の新しい当たり前をつくっていくんだ!とか、豊かな社会づくりに貢献したい!とか、目指す方向性が少しでも同じ人がいいなと思います。その上で、自分を成長させる場として会社を利用していただくことが理想です。一緒に切磋琢磨しながら成長していけるといいですね。

荒:転職って、新卒で入社するよりも勇気が必要じゃないですか。自分のやりたいことが本当にできるのかなと心配になるのが普通だと思います。ただドコモは、やりたいという想いを持って動いていれば、温かく受け入れて背中を押してくれる人ばかり。やりたいことを叶えられる環境が整っているので、ぜひ思い切って飛び込んでほしいです。

國分:非常に大きな事業規模の中でいろんな経験ができますし、若手にも裁量を任せてもらえる会社なので、やってみたいという気持ちがある方はぜひご検討ください。ドコモがこれまで大切にしてきた「人々の生活に寄り添い続け、社会を豊かにする」という想いに共感してもらえる仲間が増えてくれたら嬉しいです。一緒に新しい価値を創り出していきましょう。

※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。

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