経験豊富なマーケターも唸る、ドコモの膨大なデータ量
マーケティングプラットフォーム本部
ウォレットビジネス部 OMOビジネス担当
安藤 弘真
大学卒業後に就職した広告代理店では、マーティングプランナーとしてドラッグストアや化粧品メーカーのマーケティング支援業務に従事。年間の販促計画の策定やキャンペーンの立案、店頭イベントの開催など、販売促進に関するあらゆる施策に携わる。2021年1月ドコモに転職。現在は、マーケティングイノベーション部のプロデュース推進担当 として、dポイント加盟店へのトータルデジタルマーケティング支援を推進中。
転職活動で初めて知った、ドコモのデータドリブンマーケティング
転職するまでは、ドコモのマーケティングが進んでいるというイメージは正直ありませんでした。エージェントから紹介を受け、自分でも調べてみて初めて、非常に高度なデータドリブンマーケティングに携われるということを知ったのです。前職の広告代理店ではクライアントのID-POSデータを活用した施策立案に携わっていたのですが、POSではそのお客様が「店舗内」でどんな購買行動をしたかということしか分かりません。一方ドコモは契約内容やサービス利用履歴に基づいた豊富なデータがあり、購買行動のデータと掛け合わせることでさらに高度な分析をすることができます。そうしたデータを活用したマーケティング戦略を考えられることに大きな魅力を感じました。担当する案件もナショナルクライアントが多く、スケールの大きな最先端のマーケティングに携われることも、入社を決めた理由の一つです。
現在は、小売店や飲食店などのdポイント加盟店に対して、売上増や客数増を目的としたトータルデジタルマーケティング支援をおこなっています。dポイントの会員データや広告商材、ポイントインセンティブなどのドコモが持つアセットを組み合わせ、クライアントの課題を解決するデジタルマーケティング施策を提案するのが主な仕事です。ドコモでは、たとえばdポイント会員向けにネット広告を配信すると、その方が実際に店舗で購入に至ったかどうかを追うことができます。また購入に至った人はどのような特徴をもっているのかも分析可能です。まさにオンラインとオフラインの融合ですが、これは通常ではなかなか得ることのできないデータです。他社でマーケティングを経験してきた同僚も、「こんなデータが取れるのか」と驚いていました。最適なコミュニケーションプランの根拠となるデータの“質”も“量”も圧倒的なドコモは、大きな可能性を持っていると実感しています。
互いに刺激を与えあい、ともに駆け上がっていく
頼りになる上司や優秀な同僚が多いことも、ドコモで働いてよかったと思うポイントですね。悩んだり困ったりした時もすぐに相談できるメンバーがいるので、失敗を恐れず挑戦することができます。今取り組んでいるのは、クライアントのID-POSとdポイントのデータを掛け合わせて分析し、新たな示唆を見出すこと。社内でもあまり実績のない事例をいきなり任せてもらえるのも、ありがたい経験です。プロジェクトはさまざまなチームと協働しながら進めるのですが、一人ひとりが各領域のエキスパートと呼ばれる方たちなので、日々学びがありますね。AIや機械学習の専門家に相談した案件では、「AIを使って精度の高い来店予知も可能なんじゃないか」と。単純にすごいなと思いましたし、心からワクワクしました。これからもこの環境でスキルを磨きながら、ゆくゆくはクライアントの支援だけでなく自社サービスのマーケティングにも携わっていきたいと思っています。
OMOビジネス担当のメンバーは中途採用の方が多いんです。コンビニ業界や、通信業界でマーケティングをされていた方など、それぞれ違うバックグラウンドを持っているので、そういう意味でも勉強になります。この仕事をするには、何か一つ専門性を持っていることが大事なのかなと感じますね。私自身で言えば広告・販促に強みを持っていましたが、決してマーケティング知識があるとか業界経験者というだけでなく、たとえば加盟店側で働いていたとか、若者のトレンドには詳しいとかでもいい。それぞれの専門性を掛け合わせることでお互いに成長できますし、またそれがクライアントへの価値提供にもつながります。一緒に切磋琢磨しながら、より高いレベルのマーケターを目指していきましょう。
※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。
キャリアパス
-
2017
-
マーティングプランナーとしてドラッグストアや化粧品メーカーのマーケティング支援業務に従事
-
2021
-
ドコモに転職。代理店での経験を活かして、加盟店に対して、売上増や客数増を目的としたトータルデジタルマーケティング支援を行っている
一日のスケジュール
-
09:00
-
在宅のため自宅でPCを立ち上げ、メールチェック(在宅の場合はフレックスを活用し、早めに始業)
-
09:30
-
提案資料作成(加盟店向けのデジマケ施策)、社内MTG(加盟店への提案状況等の進捗確認、リモート会議)
-
12:00
-
お昼休憩。(在宅になってからは自炊が多い)
-
13:00
-
社外打ち合わせ(リモートの時もあれば、訪問するときもある)、社内MTG(提案資料についてディスカッション、リモート会議)
-
16:00
-
提案資料作成(加盟店向けのデジマケ施策)、1日の残務の整理、メールチェック等
-
17:30
-
退勤、ジムに通ってワークアウト