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PROJECT
STORY
01
次世代の映像配信サービス
コンテンツと出会うプロセスまでをも
エンタメにしていく
OUTLINE
映画やドラマ、スポーツ、アニメ、音楽など多彩なジャンルのエンタメが楽しめる映像配信サービスは、国内外の企業が参入し、群雄割拠となっている市場です。ドコモが長年にわたって提供してきたdTV、ひかりTVもそのような競争環境においてユーザーから選ばれるメディアであるために、さらなる提供価値の創出に向けたテコ入れが急務となっていました。
レッドオーシャンと化したこの市場で、ドコモが提供すべき新しい価値はどこにあるのか。競合サービスやユーザーの動向を分析する中で、見えてきた市場全体の課題とドコモが進むべき道筋、若手が活躍しやすいドコモだからこそ生まれた次世代映像配信サービス「Lemino」誕生と成長の舞台裏をご紹介します。
PROJECT MEMBER
私たちが紹介します
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映像サービス部 映像サービス第一担当
TOMIMATSU TOSHIO
冨松 俊雄
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映像サービス部 映像推進担当
SHIDA MITSURU
志田 充
01 若手が活躍できる文化
ドコモのサービスを進化させ市場の閉塞感を打破していきたい
次世代映像配信サービスは、どのようなものであるべきか。型にとらわれず、新たな発想でサービスのあり方を議論するにあたり、上記の課題解決は意識しながらも、映像配信サービスのユーザーでもある自分たちの「リアルなサービス利用実態」や「こんなサービスがあったらいい」という本音を大事にしていきました。特に、サービスの主な利用者層と重なる若手の肌感覚を重視し、提供価値の仮説を立て、メインターゲットなる10〜30代へのインタビューを通じた検証を繰り返していきました。そこで見えてきたのは、コンテンツが充実しているが故に現状の映像配信サービスが抱える課題です。「最近の映像配信サービスはコンテンツが多すぎて何を見るべきかわからない」、「探すだけで時間が過ぎてしまう」という課題が明らかになり、これを解決するため「観たいコンテンツがすぐに見つかる」というサービスの方向性が見えてきました。
02 サービス開発のポイント
SNSのようにコンテンツと出会えるサービスを目指していく
これらのアイデアは、dTVやひかりTVの他にも、ドコモの多様なエンタメサービスで経験を培った開発・運営メンバーから生み出されていきました。具体的な仕様の検討においても特に若手メンバーの意見を重視。映像を縦画面で見るのか、横画面で見るのか。コンテンツだけを集中して見るのか、「ながら見」が多いのか。次世代の映像配信サービスを構築するにあたり、ユーザーに近い肌感覚をもとに、活発な議論を通して、新しいアイデアを組み込んでいきました。
03 チャレンジと成長
新たな挑戦のなかで試行錯誤を繰り返しメンバーもサービスも成長していく
しかし、新たなビジネスモデルへの挑戦は、今までにない課題も生み出しました。定額制ビジネスと違い、無料サービスでは月々のユーザー数の増減が激しく、これまでの定額制見放題サービスの指標が通用しなかったのです。そこで、月々のサービス規模を単純に設定するのではなく、年度末の目標値とそこに向けた提供予定のコンテンツと連動したマイルストーンを設定し、仮説と検証をくり返すことでビジネスとして成長軌道に乗せていくことを目指しました。それにより、メンバーたち自身にも大きな変化が生まれました。コンテンツを提供するにあたって単一コンテンツにフォーカスするだけでなく、サービス上でのコンテンツが群として相互作用し、サービスとして一体感を持ったコンテンツ提供を考え、実行していく機会が増えました。新しい課題に向き合い、それを乗り越える戦略を築くことで、メンバーたち自身にも変化が起こっていく。企画に対するアプローチが多面的に進化したことは、コンテンツの質の向上につながっていったのです。
04 これからの展望
ドコモに対するユーザーの期待を新しいサービスで超えていく
Leminoは、dTVをリブランドするかたちで、2023年4月にリリースとなりました。同年夏には、日本中が注目する大型スポーツコンテンツを配信し、秋には日本最大級のガールズグループサバイバルオーディション番組を配信するなど、サービス認知と新規ユーザーの獲得を進めています。このようなコンテンツで注目を集める一方、そもそも目指していたワクワクする出会いというサービスの新たな価値や機能の醍醐味はまだまだ伝えきれていないため、喫緊の課題として解決に取り組んでいます。
今後は、Leminoの提供価値を浸透させていくことで、映像コンテンツの視聴をより身近で日常に溶け込むものにしていきたい。そして、その先に新しい体験を生み出していきたいと思っています。Leminoを生み出したプロセスと同じように、これからもユーザーの課題に寄り添い続けることで、サービスを進化させていきたいと思っています。ネーミングに「d」を入れなかったことは、私たちにとってひとつの挑戦であり、決意の表れです。ドコモの強みは活かしつつも、「ドコモなのにこんなことをするんだ!」と感じていただけるような、良い意味でのサプライズを提供していきたいです。