CROSS
TALK
05
クロストーク 女性社員×ワークライフバランス
ドコモほど「働きやすい環境」はない?女性社員が明かすドコモの魅力
もしも女性ならではの悩みや不安があったとしても、それを包み込む周囲の理解と万全の社内制度がキャリアを後押ししているドコモ。キャリアを歩む上で“性別の壁”をまったく感じさせない環境や社内カルチャーについて、女性社員3名に語り合ってもらいました。
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丸山
ドコモ・インサイトマーケティング
ソリューション推進部MARUYAMA YUKA 丸山 由佳
2013年入社
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板橋
クレジットサービス部
dカードオペレーション企画担当ITABASHI MICHIKO 板橋 通子
2006年入社
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浜崎
移動機開発部
システム企画担当HAMAZAKI SACHIYO 浜崎 祥世
2018年入社
思い切ったキャリアチェンジもドコモだから踏み切れる
丸山 私は入社してからマーケティングの領域を中心に仕事をしてきたのですが、6~7年経って業務に慣れてきた頃にもっと視野を広げてみたいと考えるようになりました。ドコモの大規模なサービスよりも事業規模の小さなグループ会社でビジネスの流れをトータルに経験したいと思って異動希望を出し、今はグループ会社に出向しています。お二人はこれまでどのようなキャリアを歩んで来られましたか?
浜崎 私も丸山さんの感覚はすごくよくわかります。入社して最初の3年間は一つの技術を研究開発するチームでその経験は貴重なものでしたが、次第にもっと広い分野にも関わってみたいと思うようになりました。その思いを部内の人事面談で話したところ、部署全体の技術開発の戦略を検討するチームに異動させてもらえました。結果的に仕事の視座も上がり、成長につながっている実感があります。板橋さんは出産もご経験されているんですよね?
板橋 はい。栃木支店のときに出産して育休・産休を取得した後に復帰しました。ちょうどその頃に私も次のキャリアについて考えるようになり、それまで経験した携帯電話の領域を離れてクレジットサービス部に異動しました。
丸山 お子さんが小さくて子育てが大変な時期のキャリアチェンジは不安じゃなかったですか?
板橋 たしかに、復帰する前は「以前と同じレベルで働けるのか」「周りに貢献できるのか」という不安は少しありました。ですが、実際に復帰してみると、周りの理解も厚く、ドコモでキャリアを重ねていくことに何の不安も感じませんでした。異動の希望を出したのは子どもが0歳の大変なときでしたが、それが自分のキャリアを追求することの妨げになることはありませんでしたね。
浜崎 なるほど。私の周りにいるママさん社員たちを見ても、子育てをしながら前向きにキャリアを歩んでいる印象があります。ドコモは事業領域が幅広いから、働きながら次のステップとなる場所を社内で見つけることができますし、板橋さんのように出産を経ても成長し続けられることが魅力ですよね。
個人の思いや事情を尊重してくれるから働き方もキャリアも自分らしく叶えられる
丸山 子育てと仕事をストレスなく両立できている理由ってどんなところにあると思われますか?
板橋 そうですね、リモートワークやフレックスタイムといった制度の充実もありますが、一番は個人の事情を優先する考え方が社内に根付いているからだと思います。子育てをしているとたとえば子どもの急な発熱などで突発的に休まざるを得ないこともありますが、ドコモにはそれをあたりまえのこととして受け入れてくれる風土がありますよね。
浜崎 その文化はありがたいですよね。私は子育てを経験したわけではありませんが、体調の波がある方なので、自分の判断で勤務時間を調整するなど普段から無理をしないように働き方をコントロールしています。休みを取りたいと言ったときに理由を聞かれることもありませんし、平日でも仕事が落ち着いているタイミングがあれば時間休を取ってふらっと美容院にも行けるのは助かりますね(笑)。もちろん、重要な打ち合わせがあればそちらを優先しています。
丸山 働き方はこれ以上ないくらいに柔軟ですよね。私の場合はメリハリのある働き方を重視していて、気分が乗って集中して仕事をやり切りたい日とリフレッシュに重きを置きたい日とで働き方を変えたりしています。気分に応じた柔軟な働き方は無駄なストレスがないですし、個人的には生産性も高まると感じています。たとえば、天気がよくて散歩に行きたい気分のときには、無理に自分を追い込まずにリフレッシュしていると、不思議と仕事のアイデアを思いついたりするんですよね。
板橋 たしかに、時間の使い方は個人の事情がかなり尊重されていますよね。ちなみに丸山さんは仕事をしながら大学院にも通われていたんですよね?
丸山 はい。平日の19時から授業があったので、その頃は17時半には仕事を終わりにさせてもらっていました。上長は入学に必要な推薦状も書いてくださり、チームのメンバーも応援してくれたので、私のやりたいことを周囲が理解して応援してくれる雰囲気がありがたかったです。通学してMBAを取ったことで今のグループ会社への出向にもつながりましたから、思いを尊重してくれるドコモの文化が自分らしいキャリアを後押ししてくれたと思っています。
いい制度があるだけでなく社員同士で個人の活躍を後押しする文化もある「こんな人になりたい!」と思える社員に出会える
浜崎 キャリア形成という意味で、私はドコモ社員として今まで自分が女性であることが壁になると感じたことがありません。私の場合は上長である担当部長と課長が女性で活躍しているためその印象が強いのかもしれませんが、お二人はどう感じてますか?
板橋 そうですね、実は私も数ヶ月前に課長になったばかりなんです。さきほど子育てとキャリアを両立することの不安はなくなったと言いましたが、それでも課長というポストに就いたときは「子育てと両立しながら理想の課長像に近づけるのかな」という気持ちになりました。
浜崎 そんな不安をどのように乗り越えていったんですか?
板橋 私の場合はキャリアアッププログラム「Win-d(Women’s innovative network in docomo)」(※1)がすごく役立ちました。ちょうど私が課長になったタイミングで女性課長が集まってグループディスカッションをする機会がありました。そのときに先輩から「どう頑張っても自分以上の自分になれないから等身大でいくしかないよ」という言葉をもらって肩の力が抜けたんです。今は足りない部分はチーム全体で補い合えばいいと思えるようになり、周りもそれに応えてくれています。課長だからと肩肘張らず、みんなで一つのことをやっている感覚で毎日がすごく楽しいです。
丸山 そうなんですね。自分の部署と子育てを同時に背負うのは大変なイメージがありますが、そういう感覚なら両立も負担にならずにできそうですね。
板橋 はい。お二人はWin-dを活用されたことはありますか?
丸山 Win-dに私も助けてもらったことがあります。自分の進みたいキャリア像を叶えている他部署の女性の管理職の方を紹介していただき、半年間メンタリングで就いてくださる制度があるのですが、いまのチームメンバーに関する悩みや異動の希望を出すかどうかなど直属の先輩には話しづらいことを客観的にアドバイスしてもらいました。私の場合は「本社勤務」「最早で出世している」「管理者(課長)クラス」という具体的な希望を出して紹介していただいたのですが、その出会いがキャリアアップという決断の後押しになりました。
浜崎 私もまさに今Win-dで他の部署の課長に就いていただいて、初めてできた後輩との接し方について相談しています。「まずは相手の性格や考え方、ペースなどを知ることが大切」と客観的なアドバイスをくださるなど、とても力になっています。
板橋 後輩のことも直接知っている直属の上司に相談すると感情論もあったりしますからね(笑)。ドコモ社内で立場の異なる先輩に話を聞いてもらえることが心強いですよね。
浜崎 そうですね。ドコモにはもともと女性も男性も関係なく活躍できる風土がありますが、ストレングスファインダー研修(※2)や異業種交流研修(※3)など、Win-dの他にも女性の活躍を後押しする制度がたくさんあって、むしろラッキーと感じることが多いですね(笑)。
※1 Win-d(ウインド)…2006年から始まった女性役職者のキャリアアッププログラム。女性社員のロールモデル育成や長期的なキャリアプランを考慮したリーダーシップの体得を支援するなど、女性活躍推進のトータルサポートを行なっている。
※2 ストレングスファインダー研修…一人一人の個性や才能を診断するツールの結果をもとにそれぞれ個人の強みの活かし方をグループでディスカッションする研修。
※3 異業種交流研修…異業種の企業から女性社員が集まり交流することで多様な価値観を学ぶ研修。
持続的な事業成長のために一人一人の変化を後押しし続ける会社
板橋 環境や制度の面でドコモはとても進んでいますよね。他の会社にあってドコモにない部分を探すのが難しいくらいかもしれません。一方でキャリアを歩むなかではさらに広いフィールドが視野に入ることもあるかと思いますが、実際お二人は転職を考えたことはありますか?私は携帯電話の部署からクレジットカードの部署に異動したことでまったく仕事内容が変わったので、まるで転職したような感覚を味わえているのですが(笑)。
丸山 私はこれまで部署を異動するときには転職も選択肢に入れて考えてきました。ドコモの他の部署に行くのと他社に行くのでどっちがよいかフラットに比較した結果、ドコモを選び続けています。ドコモの中でやりたい仕事に出会えているのと異動する先々で常に尊敬できる先輩に出会えるので、ドコモがどんどん好きになってしまうというのはありますね。
浜崎 たしかに、仕事に熱くてプロ意識の高い人が多いですよね。またそれは入社年次が上であるかどうかも関係ないような気がします。後輩であっても尊敬できる人はたくさんいますし、私も自分の考えたことに対して「相手が上司や先輩だからいいづらい」と感じたこともありません。
板橋 そうですね。そのように入社年次に関係なく意見を言い合える風土は今の時代の事業環境を考えると重要なことだと思います。組織もサービスも変化し続けていくためには若い人の意見もどんどん取り入れていかなくてはいけませんから。会社全体にその意識が浸透していることが先輩と後輩がお互いに尊重し合える環境につながっているのでしょう。丸山さんも私にがんがん意見を言ってきますが、それに対して何かを思ったことは一度もありません(笑)。
浜崎 ほんとうにそうですね。ドコモはグループ全体で変化しよう、成長しようという意識が高く、そのことが制度や文化にも表れていると思います。私の部署にもロールモデル活動と言って、プログラミングやUXデザインやデータ分析など、ある分野の専門性や経験のある社員がそれを学びたい人に教えたり、みんなで一緒に資格を取ろうと頑張ったりする部活のような活動があります。
ドコモなら何も諦めることなく自分らしさを叶えられる
丸山 これから入社される方にドコモでどんな風に活躍してもらいたいですか?
板橋 そうですね、これまでお話してきたとおり、ドコモには決まった活躍の型があるわけではありません。個人を尊重する文化があって一人一人の実現したい働き方を後押ししてくれる会社です。私もこれまで子育てをしながら何も諦めることなく楽しく働いて求めるキャリアを歩むことができました。人それぞれ十人十色の働き方があることを理解した上で自分らしい働き方を追求して楽しく仕事をしてもらいたいですね。
浜崎 私が思うドコモの魅力は「持続可能」な働き方ができることだと思っています。就職活動のときから「やりがいのある仕事に取り組みながらも、自分の時間もしっかり確保できるバランスの取れた働き方」がしたいと思っていました。そんなわがままが本当に叶えられるのだろうかと入社前は半信半疑でしたが、実際に働いてみたら想像以上に理想的なバランスが実現できています。仕事の成果を追求することもプライベートを充実させることも両立できるので、長く活躍したいという方にぜひオススメの会社です。
丸山 「わがまま」というのはすごくいいですね。ドコモには幅広い事業領域があってあらゆる課題を抱えた方々がお客さまになります。多様な課題解決に向けて永続的に貢献していく会社であるためには、ドコモのなかに多様な目線を持った社員がいることが重要です。だから、これから入社される方も何かの前例に自分を合わせるのではなく、やりたいことをやりたいようにやってほしいと思いますし、それがドコモの新しい価値になっていきます。そんな文化がある会社だからストレスなく働けますよ(笑)。