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ドコモに、最先端のデータドリブン経営を。
「仕組み」と「人」の両面から、会社の未来を変えていく(1/2)

ドコモに、最先端のデータドリブン経営を。「仕組み」と「人」の両面から、会社の未来を変えていく(1/2)
白石 遊

マーケティングプラットフォーム本部
マーケティングプラットフォーム推進部
データ戦略 データ活用推進担当

白石 遊

2016年、大手OA機器メーカーに新卒入社。業務アウトソーシングサービスのシステム開発・運用に携わる。2020年10月、ドコモに転職。以来、全社向けのデータ分析基盤刷新プロジェクトに取り組み、データ整備及び分析機能拡充の推進業務を担当する。

韓 瀟

マーケティングプラットフォーム本部
マーケティングプラットフォーム推進部
データ戦略 マーケティング基盤担当

韓 瀟

大学院修了後、2012年大手総合小売企業に入社。主に品揃えを最適化するデータ分析を担当。2018年、国内大手IT企業に転職。ポイントカード加盟店のデータ分析及びマーケティング施策設計、検証に携わる。2021年2月、ドコモに参画。前職の経験を生かし、「dカード」のマーケティング施策の分析支援や社内のデータ分析人材育成サポートに従事。

ドコモに「データ活用文化」を根付かせるために

これまでのキャリアと、ドコモに転職することを決めた理由を教えてください。

白石:学生時代は、データ分析を駆使して知見や価値を抽出するデータマイニングを研究していました。当時からデータを軸にしたキャリアを形成したいという想いを持っていたのですが、新卒で入社した会社で担当していたのは、顧客の業務負担を軽減するためのシステム開発です。その中でクラウド基盤を活用した開発に触れたことが、転職のきっかけになりました。

もっと大きなデータを扱いながら、社会に価値を提供したい。そんな想いがどんどん強くなったんですね。SIerや通信事業会社を中心に見ていましたが、最終的にドコモを選んだ理由は、やはりデータ規模の大きさです。「dポイントクラブ」の会員基盤は国内有数ですし、展開しているサービスの幅広さから、膨大なデータが蓄積されているだろうと考えました。そうした巨大なデータを使って新たな価値を創造する日々は、本当にやりがいに満ちています。

韓:私はドコモが3社目なのですが、一貫してデータ分析業務を担当してきました。前職はECサイトを運営する大手IT企業です。そこでは、会員のデータ分析と加盟店様へのマーケティング施策を提案するデータマーケティングに従事していました。

ただ、分析対象が小売業に限られていたので、このままでは自分の成長が頭打ちになってしまうな、と。さらなるスキルアップを目指して、ドコモに転職してきました。ドコモはとにかく経済圏が広く、通信・金融・コンテンツなど幅広い分析シーンに出会うことができます。高度なデータ分析に挑戦しながら新たな知識を学びたいと思ったことが、入社を決めた理由です。

お二人ともデータ戦略を担当する部署に所属されていますが、具体的にどんな取り組みをされているのでしょうか。

白石:今、ドコモの重要なグループ戦略のひとつとして掲げられているのがデータ活用です。私の所属するマーケティングプラットフォーム推進部では、ドコモにデータ活用文化を根付かせるというミッションのもと、「人」と「仕組み」の両面から取り組んでいます。

ここで言う「データ活用文化」とは、ドコモのあらゆる組織の中で各々がデータ分析を実践できるようになることです。私はそれを「仕組み」の面から支えるための環境を構築し、韓さんは「人」の面からサポートをする人材育成を担っています。

韓:そうですね。私自身も全社に対するデータ分析支援をおこなっていますが、2つ目のミッションが人材育成です。データ分析ができる人材を数多く育成し、各ビジネスユニットに配置することで、ドコモのデータ活用レベルの底上げを図る。そのために、「データ分析人材1000人育成プロジェクト」を進めています。

まずは集まった受講者に対して、ツールを使ったデータ分析の講習を実施。その後は各ビジネスユニットの事業課題に対して、OJTで実際にデータ分析をしていきます。私はチューターとして皆さんのサポートをしながら、OJTで一緒に分析を伴走していく役割です。

白石:私はデータ活用の基盤を高度化するための「全社データ分析基盤刷新プロジェクト」を推進しています。主に担当しているのは、データ整備や分析機能の拡充。「dポイントクラブ」の会員データをサービス横断で分析できるようにデータを整備し直して、各ユニットでリアルタイムに分析できる環境を目指しています。統一された基盤ができて、使いこなせる人材が増えれば、ドコモはさらに進化するはずです。

まるでベンチャー企業のような、刺激と挑戦の連続

ドコモで働くやりがいを教えてください。

白石:携わっているのが全社を巻き込む大規模プロジェクトなので、社内の様々なサービスに触れられる点は面白いですね。自分自身の視野も広がりますし、ドコモは本当に幅広い領域でお客様に価値を提供している会社なんだと改めて実感しています。

開発手法も従来のウォーターフォールだけでなく、アジャイルを広めていこうという動きも出てきており、毎日が新しいチャレンジの連続です。技術的にもプロジェクトマネジメント的にもたくさんの壁にぶつかっていますが、だからこそ乗り越えた時の喜びも大きいのだと思います。

まるでベンチャー企業のような、刺激と挑戦の連続

韓:既存の軌道に乗せるのではなく、自分で新しい軌道を創り出していく役割にやりがいを感じています。自分の力でイノベーションを起こすところですね。また、データ分析の規模や与えるインパクトなど、影響範囲の大きさという意味でも充実しています。

プロジェクトをリードする立場を任せてもらえるので、戦略的な視野やマネジメントの能力も磨いていくことができます。勉強しながら成長していきたいと思っていた私にとっては、とても魅力的な環境ですね。

会社の雰囲気はどうですか?入社前とギャップを感じるようなところはあったでしょうか。

韓:前職は、決められたルール通りに進めなければいけない業務が多かったんですよ。ドコモにもルールはもちろんあるのですが、上司や周りのメンバーとフラットに話しながら進められるところがいいなと思っています。一方的に命令や指示をされることはないので、非常にやりやすいですね。様々なバックグラウンドや経験を持つ方たちと議論しながら、日々成長しています。

私たちの部署は基本的に新たなチャレンジばかりなので、仕事の内容や進め方的にも、大企業っぽい感覚がないんですよ。むしろ、ITベンチャー企業のようなカルチャーだと感じています。

白石:私も前職が決まりの多い会社でした。何事もしっかり精査して前に進める文化だったので、若手から提案を行うのはハードルが高かったように思います。その点ドコモはどんなアイデアにも肯定的で、前向きに検討してくれる文化です。NTTグループという超巨大組織でありながら、ここはいい意味でギャップを感じたポイントですね。

韓さんの言う通り、ITベンチャーみたいな雰囲気はあると思います。それを目指しているのか、自然とそうなっているのか分かりませんが、私にとってはとても働きやすい職場です。

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