膨大なデータを活用し、データマーケティングを推進する醍醐味を求めて

前職はWeb広告専業の代理店で、コンサルティングをはじめ様々な業務に携わってきました。そのときにもどかしく思っていたのが、顧客の商品を扱うマーケティングは活用できるデータに限りがあること。個人情報や機密情報といった問題が絡みますからね。そこで、次第に「自社サービスを持つ事業会社でデータマーケティングがしたい」という想いが強くなっていきました。転職活動で受けたのも、自社データを多く保有する企業がほとんどです。そのなかでもドコモは、これからデータマーケティングに力を入れていくこと、さらに社内データの整備を進めていくところだという具体的な方針に魅力を感じ、入社を決めました。

とはいえ、入社するまでは「ドコモほどの大きな会社で、本当にそんな新しいチャレンジができるのだろうか」と、やや懐疑的だったことも事実です。しかし、入社後すぐに社内データを活用したマーケティングに責任を持って取り組むことができ、ポジティブな意味で驚きました。決定から実行までのフローがやや長いなと思うこともありますが、広告の出稿額や影響の大きさを考えれば、確認に多少時間がかかるのはやむを得ません。施策の規模や裁量権が大きいドコモだからこそ、自分の考えるデータマーケティングを推し進めていけると感じています。

ドコモのリソースをフル活用して、個人もチームも成長していきたい

現在は、動画配信サービスにおける店頭外マーケティング全般に携わっています。前職での経験を生かして、データを活用したWeb広告の配信業務が主な担当です。サービスにマッチするユーザーを抽出し、細かくセグメントをしながら最適な広告を配信。キャンペーンと連携するなど様々な施策を打つことで、会員数増の効果が出始めています。ただ、現時点ではまだ、ドコモが保有する膨大なデータの中の一部しか活用できていないんです。他部署の持つデータとも連携するなど、改善できる余地はまだまだたくさんあるので、今後も積極的に取り組んでいきたいですね。

現在ドコモとして最注力の分野である動画配信系サービスのマーケティングを行っていく中で、「更に拡大を行っていくために何ができるのか」を頭をフル回転させて必死に考えて実行することこそ、マーケターの醍醐味でもあります。人気コンテンツでインパクトが大きい分やりがいもありますし、難しい条件を乗り越えて実現できた時の喜びは一言では言い表せません。大きなブランドを背負って、結果を出す。この醍醐味は、ドコモでしか味わえないのではないでしょうか。

今後も、データマーケティングを軸に成長していくつもりです。任せてもらえる環境に加えて、ドコモの研修制度も成長を後押ししてくれます。社内研修に自由に参加できることはもちろん、自分の希望する社外プログラムを申請して受講することも可能です。前職では実践がほとんどで、座学で勉強してきた経験が少ないので、この制度はうれしいですね。また、仕事をする上では自分のスキルアップと同じぐらい、チームとしての成長も大切にしています。全員が同じ目線で議論し、自走できるチームになれるよう、まずは自分が知識を習得し、まわりに広げていくことで貢献していきたいと思っています。