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自分の親世代や子どもたちのため。
未来の豊かな暮らしを支えていくヘルスケアサービスを

中島 規之

ヘルスケアサービス部
プロダクト担当部長

中島 規之

大学卒業後、Webエンジニア、デザイナーを経て、戦略PR会社で新規事業の立ち上げに携わる。その後、宅配クリーニング会社のマーケティング責任者、ブランド/PR責任者として、会員数増加に貢献。2018年、美容健康のための“腸活”をサポートするウンログ社の取締役兼CMOに就任。同役職と兼業する形で、2022年5月にドコモに参画。「dヘルスケア」の事業開発、プロダクトの戦略立案などを手がける。

ドコモなら、もっと多くの人を助けるチャンスがある

私がヘルスケア領域に興味を抱いたのは、自身に起きた体の不調が背景にあります。子どものときからお腹が弱く、社会人になってからは、ストレスからか慢性的に調子の悪い状態が続くようになりました。腹痛で電車を途中下車するのも当たり前の日々。どこか悪いのかもしれないと、病院で胃や大腸の検査を受けても異常は見当たらないんです。30代になって責任のある仕事を任されるようになると、ついに消化器官系の大きな病気を患い、二度の入院生活を余儀なくされました。

その頃に出会ったのが、かつての職場の先輩が創業した「ウンログ」という腸活サポートのサービスです。毎日の排泄を記録していくことで、症状が嘘のように改善していきました。さらにここで知り合った専門医から「IBS(過敏性腸症候群)」だと病名を診断してもらえたことで、日常生活を見直し、症状を完全にコントロールできるように。自分のように長く苦しんでいる方に向けて、こうした解決策もあることをもっと広めたいと思い、ウンログ社に参画することになりました。

今はそちらと兼業で、ドコモのヘルスケア事業にも携わっています。ドコモに入社したきっかけは、エージェントから「中島さんにぴったりの求人が出ていますよ」とオファーを受けたこと。ドコモはこの分野で多くの事業づくりにチャレンジしており、元から興味を持っていたことも大きかったですね。

病気になった後の治療ではなく、病気にならないためのへルスケアサービスは、黒字化するのが非常に難しいと言われています。みんな、健康な状態でいられることが当たり前だと感じていて、その当たり前にお金を払おうとする人は少ないですから。その点ドコモであれば、豊富なアセットと強いブランドを活用し、世の中を大きく動かすことができるかもしれない。社会の“常識”を変革し、もっと多くの人を助けられるチャンスがあると感じて、挑戦することを決めました。

新たな価値を提供する、事業開発チャンスも豊富

ヘルスケアサービスは、ドコモの注力領域のひとつ。中でも「dヘルスケア」は1,000万DLという圧倒的シェアを持つ、この分野でトップクラスの事業規模を誇っています。このサービスで重要なのは、毎日の健康管理のために長く続けやすいこと。使いやすいUIで、なおかつ楽しく続けられるよう、みんなでアイデアを出し合いながら事業開発に取り組んでいます。超高齢社会となり、社会保障費の増大も叫ばれている今、医療負担の軽減や健康増進は大きな社会課題です。インフラ会社として、また新しいコミュニケーションの創造を掲げるドコモにとって、この課題に取り組むことはまさに至上命題だと言えるでしょう。

今、当部で目指しているのは、病気予防や健康増進などのヘルスケア領域と、ご病気をした方の治療や症状改善・リハビリをするメディカル領域を一気通貫でサポートすること。メディカル領域においても、オンライン診療サービスの共同運営や、オンライン薬局を完全子会社化するなど、サービス拡充に向けて大きく動き出しています。ほかにも、自治体や研究機関と組んで新しいプロダクトの実証実験が進行中です。歯の写真を撮って歯周病を検知したり、体の状態を計測して病気の予兆を把握したり。スマホで疾患の予測や健康チェックができるようになる日も、もうすぐそこまで来ています。

ドコモには豊富なアセットがあるだけでなく、様々な最先端の情報が集まります。それらと連携することで、さらに大きな価値提供が実現できる可能性がある。そう考えるとワクワクが止まりません。ここまで大きなサービスを実現していながら、まだまだ価値提供ができる部分が残されているというのは、本当にすごいことだと思います。この分野に興味がある人だけでなく、新事業開発に携わりたいという人にとっても非常に多くのチャンスがあるので、ぜひお勧めしたいですね。

心身の健康状態を把握し、常に最高のパフォーマンスを発揮できる社会に

心身の健康状態を把握し、常に最高のパフォーマンスを発揮できる社会に

ヘルスケアやメディカル領域の発展は、自分だけでなく、親世代や子どもたちの豊かな暮らしを支えるインフラを提供していくことにつながります。自分の家族や身近な人を救うサービス作りは、やはりやりがいがありますね。一方で、人の健康や命にかかわるような情報・サービスは、難しい部分が大きいことも事実です。人命にかかわる事柄に真摯に向き合い、専門知識を学びながら覚悟を持って、よりよい価値提供を目指していきたいと思っています。

日本ではいまだに、自己犠牲の精神が美徳であるという風潮が残っているように感じます。しかし、結果を追い求めれば求めるほど、まずは自分自身を大切にしなければいけない。かつて自分が体を壊した経験があるからこそ、強くそう思います。心身の状態を把握し、心と体が満たされた状態でパフォーマンスを発揮できる社会にするべく、自律型のセルフマネジメントスキルを広めていきたい。そのためのサービス作りに、これからも邁進していくつもりです。

入社するまで、ドコモはエリート集団だという印象が強く、私のようなベンチャー出身者はカルチャーがフィットするのだろうかと不安もありました。ですが、それを払拭するほどの社員の人の良さに惹かれたことが、最終的な入社の決め手でもあります。頭の良さをひけらかすことなく、謙虚でコミュニケーションの懐も深い。入社してからもその印象は全く変わりません。求められているのは、自分の意思をしっかりと持っている人。その想いを受け入れ、同じ想いを持って一緒に働いてくれる方ばかりです。転職を検討されている方には、ぜひ恐れずに飛び込んでほしいと思います。

※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。

キャリアパス

2003

株式会社アクトツー、株式会社ディグでさまざまなwebサービスやブランドサイトのweb開発、UIUXデザインを担当

2009

株式会社IBJで、上場までさまざまなサービスのUIUX改善、新規開発を担当

2012

ビルコム株式会社で、新規事業責任者として幾つかのサービスを立ち上げ、撤退や売却を経験。大手企業のPR担当としてマスプロモーションからPRにスウィッチし売上拡大に貢献

2014

株式会社ホワイトプラスでマーケティング責任者としてマスプロモーションやウェブマーケティングを担当、広報渉外マネジャーとしてPRやブランディングを担当

2018

ウンログ株式会社の取締役兼CMOに就任。プロダクトのUIUX開発からブランディング、toBマーケティングなどを担当

2022

NTTドコモに入社

一日のスケジュール

08:30

08:30

コーヒーを淹れて、メールや予定をチェック

09:00

09:00

チームの朝会・ブレストMTG(リモート会議)

12:00

12:00

お昼休憩。たまに軽食でさっと済ませてウォーキングしたり、サウナに入ったりして頭を切り替えます

13:00

13:00

資料作成・メール送付等の作業集中タイム

16:00

16:00

夕会

17:00

17:00

以降は、チームの難しい課題や検討をじっくり時間をとってするためのMTG枠。面談などもこれ以降に入ることが多い

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