Interview 社員インタビュー Interview 社員インタビュー

デジタルマーケティングに携わる者にとって
ドコモの保有するデータは宝の山

礒部 智之

コンシューママーケティング部
コンシューママーケティング推進
第一コンシューママーケティング推進担当課長

礒部 智之

大手ネット証券会社を経て、2020年9月ドコモに入社。dポイントのMAUや外販収入の向上を目的としたデジタルマーケティングに従事。2021年7月よりウォレット戦略に着任。現在はd払いを中心とした決済事業全体のマーケティングを担当している。

外から見て感じていた、膨大なデータのポテンシャルを活かしきれていないもどかしさ

前職は大手ネット証券会社で、ポイント経済圏の膨大なデータを活用し、カードや銀行と連携した金融事業のマーケティングを担当していました。Fintech推進としてポイント投資サービスの立ち上げや仮想通貨事業のM&Aに携わった経験もあります。当時、外から見ていたドコモは正直なところ、経済圏の横連携が下手だなと思っていたんです。とんでもない量のデータがあるはずなのに、そのポテンシャルが活かしきれていないんじゃないか。一つひとつのサービスがバラバラで、つながっていないんじゃないか。私が加わることで何か良い影響を与えることができるんじゃないかという根拠のない自信があったことも、入社を決めた理由です。今思えば、ちょっと自信過剰ですけどね(笑)。

実際に入社してみて、悪い意味でのギャップは特にありません。逆に、ここまで大きな組織なのにこんなに信じて任せてくれるの!?と驚くこともありました。もちろんベンチャーのようにトップの一声で動くわけではないので、事前の段取りは重要です。しかしそこさえクリアしていれば、かなりの裁量権を持ってチャレンジすることができますね。高い目標を追いかけるのは大変なこともありますが、期待されるとそれ以上の結果で応えたくなる性分なので、今は毎日が充実しています。

ナンバーワンを勝ち取るために、やれることはすべてやる。

現在はウォレット戦略のデジタルマーケティング担当課長として、d払いを中心とした決済サービス全体の戦略立案からエグゼキューションまで幅広く手がけています。決済事業の収益を最大化させることがミッションです。強い競合がいるマーケットではありますが、それでも、やるからには絶対にナンバーワンにならなくては意味がありません。まだ道半ばであり、感覚としては引き離されないように食らいついていくフェーズでもあるので、悔しい思いをすることも多いですね。意思決定のスピード感とか先行投資の意識とか、組織による違いも当然あるのでしょうが、それが勝てない理由にはなりません。今は走り続けている競合も、どこかで投資を回収するために立ち止まる瞬間が必ず来るはずです。大切なのは、ここぞというタイミングで勝負を仕掛けられるよう、しっかりと射程圏内に相手を捉えておくこと。そして綿密に準備を重ねておくこと。我々がナンバーワンを勝ち取るんだという意識は常に持ち続けているし、やれることはすべてやるつもりです。

ドコモの強さは何と言っても、もともと持っている会員数の多さです。デジタルマーケティングを手がける人間としては、ドコモにある膨大なデータは宝の山なんですよ。「こんな使い方はできるかな?」「これとこれを繋げると一気にインパクトを出せそうだ」と、あれこれ考えながら最善策を見出していく毎日です。それから、社内にさまざまな専門知識を持つ人材がそろっているのも魅力ですね。こうした数ある武器をどう活かしていくのか、プロデューサーとしての腕の見せ所です。自分たちの取り組みで日本中に影響を与えられるというダイナミックさに、気持ちが高まらないわけがありません。

前に出ていく力があれば、絶対に高く飛べる

前に出ていく力があれば、絶対に高く飛べる

今一緒に働いているチームは、中途入社のメンバーが多いんです。自分たちでカルチャーをつくっていける雰囲気があり、働きやすい環境でもありますね。一般的な大企業では、あまり大きなことを言うのはリスクだと捉えられがちだと思いますが、少なくともこのチームでは「デカいことを言っていこう」とみんなに伝えています。やはり、掲げた目標以上に大きな成果を得ることなんてできませんから。やってみてダメだったとしても、そこから学ぶべきこともあるはずです。部下を評価する際にも、「どこまで高い目標を追いかけているか」というのは大きな指標にしています。

これから入社してくれる人には、ぜひ“前に出ていく強さ”を求めたいですね。実は障害馬術をやっていまして、よく馬に例えてしまうんですが、高いハードルを越えることのできる馬って自分で勝手に前に出ていくんですよ。前に出ていこうとする馬をぐっと抑えて、力をためるから高く飛べる。力をためないと、障害にぶちあたるだけなんです。人も一緒だなと思うことがあって、前に出ていこうとするところを、今は力をためよう、よしここで飛ぼう、と最善のタイミングでサインを送るのが我々の役割。高く飛ぶためのサポートはいくらでもします。そういう向上心やプロ意識のある方に、ぜひ来ていただきたいと思います。

※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。

キャリアパス

2020

前職である楽天証券を退職

2020

NTTドコモに転職。ウォレットビジネス部dポイントビジネス担当

2021

組織改編により同部のウォレット戦略担当となる。d払いを中心とした決済事業のマーケティングを担当

一日のスケジュール

06:00

06:00

毎朝の日課になっている軽めのトレーニング

09:00

09:00

出社or在宅での業務開始。当日案件の優先順位をここで決めます。ここからひたすら社内外のMTGや資料作成となり、気づくと夕方。

17:00

17:00

小休憩で頭をリフレッシュ

19:00

19:00

業務終了。家族や友人との食事など。ひとりの時は読書したり映画を観たり。