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1歩先、2歩先のミライを、ドコモのアセットを通して実現していく

古屋 大和

スマートライフビジネス本部
ビジネスクリエーション部
ヘルスケアビジネス推進室 ソリューション事業推進担当課長

古屋 大和

大手IT企業で公共領域の社会保障関連システム開発業務に従事したのち、事業規模の大きい業務に携わりたいとの想いから、2021年2月にドコモに転職。ビジネスクリエーション部ヘルスケアビジネス推進室では、自治体を中心とした公共領域のお客様への健康促進サービスの提供を通して、住民の皆さんの健康維持を推進している。

この記事を書いた人

小杉 真之介

小杉 真之介

九州支社 営業部 研修企画担当
2018年新卒でNTTドコモに入社。スマートライフ推進部にてdTV・dマガジン等のd系サービスのポータルサイトである「dマーケット」の企画・運用業務に従事。2021年4月より、現担当でドコモショップスタッフ・ドコモの営業担当者向けの研修企画業務に従事。
社内のダブルワーク制度を利用し、中途採用者向けのインタビュー記事の執筆業務にチャレンジ中。

スマートフォンを通して、お客様に「さりげない健康」を

小杉:早速ですが、前職からドコモに転職された経緯について教えていただけますでしょうか。

古屋:前職では公共領域で社会保障関連のシステム企画・開発といった業務を担当していました。新しい社会の在り方を、社会保障を通して創り上げていこうという使命感を持って仕事をしていたのですが、業務が進むにつれて事業の規模感が大きくなりすぎてしまい、最終的に事業がストップしてしまいました。より大きな規模で事業に取り組める会社はないかと考え転職を考え始めた中で、ドコモに魅力を感じ転職を決意しました。

小杉:ドコモのどういった部分に魅力を感じたのですか?

古屋:前職は技術力やバックヤードの基盤に強みを持っていたのですが、サービス提供という観点ではあまり強くありませんでした。ドコモは、技術力やバックヤードの基盤を持ち合わせているだけでなく、サービス提供まで通貫して実施することができるので魅力に感じました。現在私が所属している部署に「健康マイレージ」というサービスがあるのですが、入社する前に当時の部長とサービスのビジョンについて話をし、共感できたこともポイントだったと思います。

小杉:ドコモに入社されてからはどんな業務をされているのですか?

古屋:自治体のお客様向けに、住民の方向けの健康促進サービスや施策を企画・提案するような業務をしています。
具体的には、歩くことでポイントが貯まるといったサービス提供を通しての健康促進等を実施しています。また、こういった取り組みに加え、スマートフォンの利用データや位置情報を活用した健康リスクの予測や、一人暮らしのお年寄りの見守りといったサービスの開発も進めています。

小杉:いろんな取り組みをされているのですね!個人的に健康リスクの予測サービスについて気になっているのですが、どのようなデータを使ってリスクを予測しているのですか?

古屋:例えば、スマートフォンを利用している時間帯などが挙げられますね。夜中にスマートフォンを操作している方は、睡眠不足で健康を害しやすい等、利用者の生活習慣をスマートフォンの利用データから把握して、健康リスクの予測に役立てています。

小杉:スマートフォンって常に持ち歩いているデバイスなので、生体データを取得するにあたりすごく相性がいいと思っていたのですが、まさにそういったメリットを活かしてデータを収集し、サービスに反映させているのですね。

古屋:普段のスマートフォンの利用シーンに寄り添うだけで様々なデータが取得でき、利用者に意識させることなく、さりげなく健康を提供できるのは、まさに通信事業者であるドコモならではの魅力だと思っています。最終的には、健康と聞けば一番にドコモが想起されて、自分を含めたメンバーがドコモの顔として社内外にプレゼンスを発揮している、そんな状態を目指していきたいですね。

理想の社会に向けて、社会課題を解決していく

小杉:現在の業務でやりがいを感じている点について教えてください。

古屋:こういう社会だったらいいな、という未来に向けて、社会課題を解決するためのロードマップの策定から開発、サービスイン、運用まで、上流から下流まで通貫して業務に取り組める点ですね。社内に魅力的なアセットも複数あるので、他部門のサービスとシナジーを生みながら解決が難しい社会課題を解決していく、そんな取り組みの中心にいられることにやりがいと面白さを感じています。

小杉:業務の中で他の部門と関わることも多いのですか?

古屋:R&D(研究開発)部門と連携することが多いですね。R&D部門からヘルスケア関係の研究を紹介いただいたり、我々から今後の事業構想を共有するなかで、R&Dのアセットをサービスの中に組み込めないかといった観点でディスカッションしたりしています。そういった会話の中で生まれてきたアセットの活用方法を実際にサービスに反映させることも多いですね。

小杉:他部門との連携を通してよりサービスに磨きをかけているのですね。逆に仕事をする中で難しさを感じる部分はあったりしますか?

古屋:新しい社会の仕組みを考えていくにあたっては、ドコモだけではやり切れない事も出てくるので、我々の目指す姿を関係機関に丁寧に説明しながら、新しいつながりを開拓していく点は、パイオニアとして苦労する点ですね。

同じ志を持つメンバーと、「ドコモだからできること」を

同じ志を持つメンバーと、「ドコモだからできること」を

小杉:転職を検討されている方へのメッセージということで、改めて古屋さんから見たドコモの魅力について教えていただけないでしょうか。

古屋:「ドコモだからできること」がたくさんあると思っています。会社の規模や立ち位置によっては取り組める業務の規模が限られてしまうことも多いと思うのですが、ドコモではそういった制約はあまりないと思います。また、R&Dやドコモ内の各種サービス等のアセットが非常に豊富なことに加え、やりたいことを発信すれば周りに人が集まってくるので、やりたいことを実現しやすい環境が整っていると思います。

小杉:古屋さん自身は、ドコモでどのような取り組みを実現したいと考えているのでしょうか?

古屋:ヘルスケアと他の事業を掛け合わせて社会に新たな価値を提供していきたいですね。例えば、ヘルスケアとMaaS※1を掛け合わせることで、要介護者や体の不自由な人が利用するための介護タクシーが決まった時刻に迎えに来てくれるといった仕組みを作るなど、ヘルスケアとその他の事業領域を掛け合わせて提供できる価値はたくさんあると考えています。ヘルスケア領域の専門家として、ヘルスケアと他の事業の掛け合わせを推進していきたいですね。

  • ※1Mobility as a Serviceの略。ICT(情報通信技術)を活用し、バスや電車、タクシー、飛行機等の交通手段による移動を、ひとつのサービスで完結させることを指す。

小杉:ありがとうございます。ヘルスケア×○○の切り口で考えるといろんなアイデアが浮かんできそうですね。
最後になりますが、古屋さん自身どんな方と一緒に働きたいと思いますか?

古屋:心の中に野望を持っていて、強い意志でそれを叶えようとしている人と一緒に働きたいです。そのような方であれば、ドコモだからこそできる課題解決の規模と手法に驚くはずです。そして、その野望をぜひ周りのメンバーにぶつけて、同じ志を持つメンバーと実現してほしいと思います。私もそのように今のメンバーと夢の実現をしようとしています。

小杉:ありがとうございました。

※所属部署・記事内容はインタビュー時のものです。

キャリアパス

2007

大学卒業後、新卒で大手IT企業に入社。自治体の社会保障に関するパッケージシステム開発・保守や制度設計支援に携わる

2021

NTTドコモに転職。前職の経験を活かして、自治体のヘルスケア分野でサービス企画・開発・保守に携わり、現在も従事中

2022

東京医科歯科大の講師など、対外的にデジタルヘルスに関する講義などを実施中

一日のスケジュール

07:30

07:30

仕事開始。資料作成、考え込む仕事など一人でやる仕事を片付ける

08:30

08:30

自分の子供と近所の子供を学校に送り届ける

09:30

09:30

仕事再開。チームMTG(リモート、一日の8割はMTG)、空いている時間でSlackやメールを捌く

17:30

17:30

子供の習い事つきそいや子供と銭湯

18:30

18:30

仕事再開。Slackやメールを捌く、一人でやる仕事を片付ける

19:30

19:30

仕事終了して家族でご飯

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